【超入門】難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!を3つのポイントで要約
公開日︰2021/3/14
今回はこのような
悩みを解決していきましょう。
今回のブログを読むことで
あなたの未来がこのように変わります。
今回は著者 山崎 元さんと大橋 弘祐さんが書いてくれた、【難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えでください!】を要約していきます。
こちらの本の中で主に解説をしてくれている著者 山崎 元さんは、資産運用及び経済全般の分析を専門分野としています。あなたにわかりやすくお伝えするなら、お金を運用するスペシャリストです。
まずはじめに本の結論
かんたんに本の結論を説明すると、お金の知識がない人でもどのように【管理と運用】をするべきか理解できて基本的なお金の知識を身につけることができます。
題名にもありますが
今回は超入門ということもあり本当に基礎的な部分のみまとめさせていただきました。
では、さっそく内容を見ていきましょう。
✓本記事の内容
1.お金が増える3つの仕組み
2.騙されるな!たった1つの気をつけること
3.あなたは知ってた?お金に関する3つの秘密
どんな内容か楽しみですね。
1.お金が増える3つの仕組み
それがこちらです。
1-1.お金を把握する
1-2.安全資産を「安全」な場所で保管をする
1-3.リスク運用資産で
そして仕組みを知る前にやっておく基本中の基本がありましてそれがこれですね。
1-1.お金を把握する
それはあなたの預金を把握することです。
今回はとりあえず貯金額を300万円としましょう。深い意味はないです。
その貯金額の中から
①︰当面の生活費
②︰安全資産
③︰リスク運用資産
上記の3つに分けるところから、今回の話が始まります。
①︰当面の生活費
これはそのままですよね。あなたが生活する為のお金です。もしもの為に6か月分ぐらいあると良いと言われています。
今回は仮なので60万としましょう。
ひと月10万って家賃6万とかだと‥まぁ、今回は仮なので。
②︰リスク運用資産
ちょっとリスクをとって資産を増やす金額を決めます。こちらの本で紹介するやり方は投資信託です。
リスク運用資産の金額は1年間で1/3になっても良い金額です。当面の生活費をを60万にしたので残りは240万円。
あなたが仮に1万円しか損したくないのなら、リスク運用資産は3万円になります。笑
仮なのでもう少し勝負しましょう。金額は140万円にします。
③︰安全資産
これは絶対に崩したくない将来の為に貯めていく貯金ですね。【先取りの積立て】なんかがここに当たります。金額はさきほどの差額なので100万円にします。
この【お金が増える3つの仕組み】の章では
②︰リスク運用資産
③︰安全資産
をメインにお話しをしていきます。
1-2.安全資産を「安全」な場所で保管をする
著者の山崎 元さんは、まずは安全資産を銀行よりも安心できる場所で貯めていきましょう。と教えてくれています。
そのあんしんできる場所とは日本国債を買うことです。
日本国債っていうのをかんたんに説明すると
国の借金です。日本国債を買うということは
国にお金を貸してあげることを言います。
そうすると国は
と喜んだのちに
と言って1年後に
利子をつけて返してくれます。
下記の画像は
2021年3月にスクショしたものです。
銀行に預けていても利子はつきますが惜しくも0%に限りなく近い数字です。
下記の画像も
2021年3月にスクショしたものです。
それなら安全資産を銀行で眠らせるよりも
国債に変えたほうが良いんじゃないですか?って話です。
そういう話をすると
下記のような意見が出ると予想します。
結論、日本国債は銀行より安全です。
理由はかんたんで
銀行と国のどっちが先に潰れるかと言うと
もちろん国より銀行です。
なので、安全資産で国債を買って銀行よりも
高い利子をもらいながら安全にお金を貯めていきましょう。
これが1つめの方法です。
1-3.リスク運用資産で投資信託と確定拠出年金を始める
次に行うのがリスク運用資産で
ここは5つのポイントがあり、それがこちらになります。
①︰投資信託のリスクを理解する
②︰NISAを使う
③︰過去の成績で選ばない
④︰確定拠出年金を理解する
⑤︰確定拠出年金は節税効果が絶大
順に解説していきます。
①︰投資信託のリスクを理解する
著者の山崎 元さんが言う投資信託のリスクというのは
減るかもしれないし、増えるかもしれない。
と仰っています。例をあげるなら
①︰100万円を預けて来年も
必ず100万円にしておくA銀行
②︰100万円を預けて来年になると
200万円になるかも知れないけど
下手したら30万円に
なるかも知れないB銀行
心配性なら間違いなくA銀行を選びます。
でもリスクをとってでもお金を増やしたいぜ。という勝負師はB銀行に預けるかもしれません。
要するに不安定な場所にお金を預けれるリスクを取れる人だけ、報酬を上乗せしますよ。ということ。
あとでまた話しますが著者の山崎 元さんは、投資信託は100万円が1年で平均的に105万円になるギャンブルだと思えば良いと言っています。
②︰NISAを使う
NISAをかんたんに伝えるならこれですね。
5年間だけ投資信託で儲かったお金に税金が掛からない。
僕はこの本読んだ時に、Kindleに向かって「投資信託って税金掛かるんかい!」ってツッコミを入れそうになりました。
例えば投資信託で100万円運用して10万儲かったとします。それを換金しようとすると、利益の20%を税金として取られて8万円にされます。
なんか、ちょっと悲しいですよね。
それがNISAの場合は税金を引かれることなくお金が手元に来ます。嬉しいですよね。その代わり条件がありそれが下記になります。
- 上限金額が120万円まで
- 買える銘柄が限定されている
1.については、へぇ。そうなんだ。って感じですが、2.については5,000種類以上ある中から国がお勧めしている銘柄を紹介してくれるので限定されて逆に助かりますよね。
リスク運用資金は140万円に設定していたので120万円はNISAで投資信託を購入して、NISAで買いきれなかった20万円は普通口座で買いましょう。
ここまでの説明でNISAで投資信託を始めることが賢い方法っていうのが分かったと思います。次にどの銘柄を買えば良いのかを説明していきます。
③︰過去の成績で選ばない
投資信託を選ぶポイントで大切なのは過去の成績で選ばないことだと、著者の山崎 元さんは言います。
理由はとてもかんたんで過去に調子が良くてもその後、右肩上がりに伸びるとは限らないから。
じゃあ何が良いの?ってなるんですけど、著者の山崎 元さんはこの2つをオススメしてました。
①︰上場インデックスファンドTOPIX
②︰ニッセイ外国株式インデックスファンド
この2つの投資信託の共通する特徴は手数料が安いことです。
この2つの投資信託を半分ずつの割合になるように買いましょう。
国内と海外の投資信託を分散して買うことで、大きく増えることはないけれど、大きく減らすこともなくなります。リスク回避を行い地道に右肩上がりを狙えます。
④︰確定拠出年金を理解する
次にやるべきことは確定拠出年金です。
かんたんに言うと定年後におろせる積み立て貯金です。個人で運用する年金と思ってくれれば良いです。
メリットは2つあってそれが下記の通り。
①︰掛け金が所得控除になり
所得税や住民税を安くできます。
②︰運用で儲かった分は非課税になる。
デメリットは年金なので60歳までおろせないです。
確定拠出年金は大きく2つに分けれるんですけど、会社であらかじめ用意されている【企業型】か個人で始める【個人型】です。
個人型は【iDeCo】という名前が付けられてます。聞いたことあるんじゃないですかね?イデコって読むんですよ。僕は惜しくも「アイデコ」と読んでました。
確定拠出年金は今持ってる貯金とは別枠として考えて、毎月入ってくるお給料から新たなリスク運用資産として積み立てていきましょう。
⑤︰確定拠出年金は節税効果が絶大
繰り返しにはなるんですけど、確定拠出年金は節税効果がとても高いです。
iDeCoの場合は上限額の2万3千円(年間27万6千円)を確定拠出年金として積み立てることができます。
これの何がスゴイってその積み立てた分を所得税控除することができます!
例︰上限額でiDeCoをやった場合
所得税を20%と計算すると
iDeCoの年間上限額が27万6千円の20%なので、年間で約5万円の節税効果があります。完全にプレステ5買えますね。
会社員の人は色んなパターンがあるので勤務先に聞いてみましょう。
さり気なく自営業エグいですね。笑
2.騙されるな!たった1つの気をつけること
ここまではメリットになる話をしていきましたが、ここからは気をつけなくてはいけないことを話していきます。
気をつけなくてはいけないことを聞くメリットですが、行動するのではなく行動しなければ良いだけなので再現性が高いところですよね。なので聞いておいて損はないです。
前置きはこの辺にして、ここからが本題ですがたった1つの気をつけること。それは窓口に行かないことです。パッと思いつくだけでも色々と出てくるのではないでしょうか?
- 保険の窓口
- 銀行の窓口
- 携帯ショップの窓口
これらの窓口には極力近づかない方がいいです。近づかない方が良い理由はとても明確で、手数料や基本料金の高いものを勧めてくるからです。
分かります。そう思うのは重々承知です。しかし、冷静に考えて下さい。あの優しく対応してくれてるお姉さん達には人件費が掛かっています。その人件費は誰が支払っていると思いますか?そうです。
今お姉さんの向かいに座っている
あなたが支払ってる手数料と基本料です!!
なので対策としてはあなた自身で確かな知識
を得てあなたの意思で欲しい物を手に入れましょう。
例えばですけど、simフリーのスマホが安いのは、ネットで申請できるから。つまり人件費が掛かっていないからなんです。
これを知ってるか知らないかで損をすることを防げますので、あなたにお伝えしました。ラッキーでしたね。
3.あなたは知ってた?お金に関する3つの秘密
ここまでは気をつけなくちゃいけないことをあなたにお伝えしたので、ここからは知っておくと便利だと感じたお金の秘密を紹介します。それが下記の通りです。
3-1.複利は人類最大の発明
3-2.ワクワクする計算式 72の法則
3-3.保険の金額の内訳
順に説明します。
3-1.複利は人類最大の発明
この国には複利っていうシステムがあるんですけど、これスゴイんですよ。かんたんに伝えるなら、利子に利子が付いて、その利子にも利子が付きます。1mmも伝わらなかったと思うので、数字を使って説明します。
例えばあなたが100万円を投資信託で運用したとします。海外株式と国内株式を上手に運用して年間に 5%の利子がつきました。
するとあなたの100万円に利子が付いて105万円になります。来年も同じように運用して 5%利子がついたとします。
すると今度は100万円ではなく、利子で増えた105万円に利子が付いて110万になります。
これを10年続けると100万円でスタートした投資信託の商品が162万円に膨れ上がり、20年続けると265万円になり、30年経つと411万円になります。
最初の10年は62万円増えて
11年目からの10年間だと103万円。
21年目からの10年間になると146万円。
もう分かりますよね。
複利はあなたのお金が
雪だるま式に増える仕組みなんです!!
僕は複利って言葉が大好きになりました。
3-2.ワクワクする計算式 72の法則
さきほど複利の素晴らしさを理解して貰いましたが、この夢の膨らむ数字は72の法則という方法でちょっとした計算ができます。
それは72を利率で割ると、あなたの資金が2倍になるまでの年数が分かります。
例えば利子が5%付く投資信託があるなら、
72 ÷ 5(%) = 14.4(年)
要するに5%で運用できるなら約14年ぐらいであなたの積み立てているお金が2倍になるということです。
利子が5%付く投資信託をあなたが500万円分買っていたら、約14年後に1,000万になります。
想像するだけでなんだか楽しいですよね。
でもこの複利って実は諸刃の剣なんです。
勘が鋭い人なら分かると思いますが、複利は味方につけると頼もしいです。
がしかし敵にまわすと恐ろしいものに変わります。その正体がローンです。
複利が雪だるま式に増えるのと同じように、ローンも雪だるま式に増えていきます。
ちょっと余談ですが、ローンのいえば住宅ローン。
そこでよく議論になるのが、持ち家か賃貸どちらがお得か。ここですよね。著者の山崎 元さんはこの議論に答えてくれています。
ズバリ賃貸がお得です。
例えば30年で3000万円を金利0.5%のローンで借りたとすると、月々の返済は約9万円です。
この金額の内訳は返済が7.5万円で金利の支払いが1.5万円。
金利を年間で約8万円。30年で約240万円も支払わなければなりません。
もし金利1%で借りることになるなら470万円になります。
これに加えて火災保険と地震保険、生命保険への加入。
固定資産税や、家の修繕費の事も考えなくてはいけません。やばいですよね。ローンの返済に追われて投資信託してる場合じゃなくなります。
投資信託をしてお金を増やし
それから好きなものを買えば良いんです。
とは言え、とは言えですよ。
あくまでも損か得かの話になってくるので、色んなお金が掛かるんだ。それでもすぐに持ち家が欲しいぜならそれでオッケーだと僕は思います。そこは人の価値観や環境で全然変わってくるので。はい。
3-3.保険料金の内訳
損得で言うと保険のことも、この本では興味深いことを言ってました。ここの話の結論はコレです。保険やめよう。
なぜこんなことを言うのかというと、理由が2つあってそれが下記になるんですけど
①︰保険料の半分は他のことに使われている
②︰高額医療費制度+自分で貯金
かんたんに説明します。
①︰保険料の半分は他のことに使われている
例えばあなたが毎月保険料を5,000円支払ってるとします。すると保険屋さんは金額の半分2,500円はあなたの為に使ってくれますが、残りの半分は惜しくも社員の給料、女優さんを使った広告費用などに使われます。
僕が1番驚いたことは、保険詐欺のコスト代も含まれているということです。要するに保険会社は詐欺を受けることを想定してあなたの保険料金を設定しているんです。
半分の金額は自分の為に使われないんだったら、まるまる5,000円を治療費用として貯金した方が良いというお話です。
②︰高額医療費制度+自分で貯金
ここまでの話を聞いたあなたはこんなことを聞いてくるんじゃないかと予想します。
その質問の答えは
「高額医療費制度を活用しよう」です。
これは月に数万円以上の医療費が掛かった場合、それ以上を国が負担してくれる制度です。
年収500万円の人なら重い怪我や病気をしても健康保険の適用範囲なら月に8~9万円までしか払わなくて大丈夫です。
民間の保険に入らなくても国の保障がしっかりしています。繰り返しにはなるんですけど、もしもの為に備えるなら保険料にまわしてたお金をそのまま貯金しましょう。ってことです。
あなたがやることリスト
最後にやることをかんたんにまとめました。
参考になるとこだけ試してみて下さい。
①︰あなたの貯金から当面の生活費、
安全資産、リスク運用資産に分ける
②︰安全資産で国債を買う
③︰リスク運用資産で投資信託を始める
④︰確定拠出年金を始める
⑤︰真面目に働く
以上になります。
今回はお金のことについて詳しくない人に向けて、お金のことについて詳しくない僕が本の要約をしながら解説してみました。
少しでも役に立ってくれたら嬉しいです。
お金の仕組みをもっと理解してあなたに役立つ記事を書いていきます。
そして今回紹介した本は
アマゾンプライムに加入すれば
無料で読めちゃいます。
種類は限られますが
本を無料でインストール出来るので
手軽に本を読むきっかけを作ってくれます。
30日無料体験に加入して
色んな本を読んでみる↓
それではまた。いまけいでした。